Judd Boloker      ジャッド・ボロカー

ジャッド・ボロカーについて
ジャッド・ボロカーは、ニューヨーク出身、ハワイ在住のアーティストです。彼の作品はホノルル美術館で開催された「Artists of Hawaii 2011」において展示され、大好評を得ました。またニューヨークやロサンゼルス、アリゾナなどのギャラリーにおいても大変人気となっています。

ジャッドが当時住んでいたニューヨークで地元のアーティストから初めて絵の手ほどきを受けたのは、彼が10才の時でした。その後、ニューヨークのFashion Institute of Technologyでイラストレーションのコースを受けたことも大きな刺激となりました。アメリカ本土の東海岸で生まれ育ち、その後西海岸でも長い時間を過ごしたジャッドは様々な風景を目にするとともに多様な文化に触れてきました。そして若い頃に日本の歴史に多大な興味を持ったことは、ジャッドの作品にどこか東洋的な影響を与えています。

ハワイに暮らし、楽園の島々の美や伝統を目の当たりにすることで、彼のアーティストとしての制作意欲は日々、掻き立てられています。ジャッドの最新の作品集である「Maunakea Street Refrigerator（マウナケア通りの冷蔵庫）」は、ホノルルにあるレイを売るショップがインスピレーションとなって始まったもので、色とりどりの美しいレイがモチーフの作品を今も精力的に作り続けています。

アートについて
作品の制作は、まず紙に鉛筆で非常に繊細な下絵を書き、そこに色鉛筆で色をつけていきます。そして色をつけた絵をデジタルスキャンし、背景はコンピューターの画面上で様々な色を試しながら決定するという、伝統的な絵画の手法と現代のテクニックが融合した方法をとっています。すべての作品はジャッド自身の手によって印刷され、本人の署名が入れられています。

   

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